11年前の今日、ブリーダーさんの所で一目ぼれしたココを我が子にした日です。
コタ爺
若殿も何か異変に気付いたようです。
若殿だけならず、他の猫も何かおかしいと感じているのか、今日はとても静かです。
少し水をゴクリと飲んで、じゃすりに反応して声は無いけど鳴きました。
それが最後でした。
16時20分、寝ているまま静かに息を引き取りました。
享年19歳7か月。
皆様の熱い応援を受けて、頑張ってきました。
そして頑張りきりました!
大往生のコタにお疲れ様会やらないとね。
それはね、お正月に仏壇に飾ろうと思って買っていたんだけど。
そのまま置きっぱなしになっちゃってて・・・
コタの大好きだった黒缶だから喜ぶかなって思ってね。
父ちゃんは何故かビールをお供え。飲めねえって(笑)
コタと一緒にお疲れの献杯。
涙なんて流さないつもりだったのに
自然と出てくるんだから仕方ないじゃない!
まだ動き出すんじゃないかとか思ってしまって、手を持って踊らせてみたり。
今はもう手も固まっちゃって踊れなくなっちゃった。
お正月過ぎた辺りから猫缶も食べなくなり始めて、カリカリも変な音を立てて食べるようになりました。
ちゅーるもあまり食べなくなったのは2月に入ってからかな。
歳も歳だし、覚悟は出来ていたつもりだったけど、やはり寂しいものです。
夜中の夜鳴きも無いのかと思うと、これから更に寂しさも増すのかもしれないですね。
今日は次男は前々からスノボーに行くと言っていたので、楽しい時間を台無しにしないように、終わるまで連絡をしませんでした。
長男には多分息が止まった瞬間くらいにテレビ電話で話をしていました。
本当にいつ息が止まったのか分からないくらいの、安らかな最後でした。
最後に一回ため息みたいのがあっただけかな。
絶対に生まれ変わって家に来てね。絶対に見つけてうちの子にするから!約束だからね!
明日の朝10時から葬儀です。
もしお時間がありましたらお空に上って行くその時間、ちょこっと空を見上げて頂けたら嬉しいです。
コタ爺とは
当時の千葉県印旛郡印旛村(現在は千葉県印西市)で生まれた猫です。
保護された茶トラ猫から生まれた2匹の猫の弟の方。
行きつけの動物病院で里親募集のポスターを貼っている時に私が一目ぼれをして、そのまま家族に向かい入れましたので、そのポスターはそのまま剥がされました(笑)
コタを向かい入れた頃は当時のオットとは険悪状態で、DVが酷くて、いつも息子らの部屋に逃げこんで隠れていました。
その時にいつも寄り添ってくれていたのが息子とコタです。
最後に顔を殴られた時に家を出る決意を固めて準備をしていたのだけど、元オットと親権争いで揉めたのは息子ではなくコタだったという。
くそオヤジめ。息子より猫かよ!
そんなこともあったけど、無事に息子も猫も親権を勝ち取り、家を出たのでした。
あれから16年。すっかりお爺さんになってしまったけれど、私が1人で家で仕事していた頃も、話しかけると返事をしてくれて、いい話し相手になってくれました。
コタとは父ちゃんよりも付き合いの長い相棒なのです。
父ちゃんと一緒に暮らし始めた頃は陰に隠れて出てこなかったけれど、いつの間にか仲良くなって、みんなで新しい家族になって、楽しい時間を過ごせました。
コタには感謝しかありません。
いっぱい癒しをありがとう。
そして皆さま、コタ爺を可愛がってくださりありがとうございました!